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「巡りあう者たち」~screenⅤ・氷の女王~

~シコン諸島・タンゼ巡礼路~

太陽は沈みだしていた。

海岸に倒れているユイ。

彼女は夢を見ている。

クロ「な~、将来なんになりたいって考えたことある?」

ユイ「う~ん、うちはまだなんも考えてないやぁ♪」

ギン「おれは・・・夜の歌舞伎町&西麻布で高級車を

   乗り回してやる!!!」

ユイ「うんむり」

ギン「ああああああ!!マイ・ドリームがぁぁぁぁぁぁww!!!!」

クロ「俺はやっぱりガーディアンズに入りたいな!」

ギン「カーデガンズ?」

ユイ「それは洋服でしょ!!(ハリセン突っ込み)」

ギン「イギャアアアアアアアアアアアア!!!(麻痺)」

クロ「昔、原生生物に襲われた時・・・

     たまたま近くにいたガーディアンズに助けてもらえたんだ。」

ユイ「ふむふむ」

ギン「・・・・・あ・・・が・・ぴ・・(まだ麻痺)」

クロ「だから俺もおっきくなったらガーディアンズになるって

     その時すごく強く思ったんだ。」

ユイ「がんばれ!クロならなれるよ!!」

ギン「ふ、よくある理由だなww」

クロ「な!このやろうww!!」

ギン「とにかく、クロじゃ弱くて入れないんじゃww?」

クロ「ほ~。じゃあ勝負しようじゃんか!!」

ギン「望むところだ!」

2人は木刀を取り出した。

ユイ「あ~また始まったよ。

     ま、いっかぁ♪」

ギン「いいんだww!!??」

クロ「スキあり!!!」

ギン「ぎゃぁぁぁあ!!」

ここは・・・・

あの、良く遊びに行ってた小島かな?

2人が小さいやww

あれ?

なんでここにいるんだろう?

たしか、うちは・・・・

その時、ユイの意識が戻った。

ユイ「ん・・・・んん?」

周りを見ると、海岸だけど・・砂じゃない。

藻・・・いや、草原に近い。

ユイ「あれ?ここは?」

立ち上がると、後ろから凛とした声が聞こえた。

ハルル「あ、気がついたみたいですね!」

ユイ「ひゃあ!!」

驚くユイ。

ハルル「あ、すいません。驚かすつもりは・・・

     とにかく、気がついてよかったです。

     お怪我はありませんか?」

ユイ「え?あ、はい。ありがとうございます!

           ・・・・・・・・・・あなたは?」

ハルル「あ、すいません。自己紹介が遅れましたね。

      私はハルルです。よろしくお願いします。」

女性はとても丁寧で、そして落ち着いている。

ユイ「うちはユイです♪

    助けていただけたみたいで、

       ありがとうございます!」

ユイは深く頭を下げた。

ハルル「いえいえ、ただ私は傍にいただけです。」

ハルルは謙虚に返した。

ユイ「あの~、ところで。

     ここはどこですか?」

ユイは言おうか迷っていたが、

あまりにも現状が理解できないので

言ってみた。

ハルル「え?知らないんですか?」

ハルルは目を大きくして言った。

ユイ「すいません。

    なんだか、訳もわからず流されてきちゃったみたいで・・」

ユイはそう言ったが、

訳はなんとなく覚えていた。

あの、火球だと。

ハルル「あらら、大変だったみたいですね。

     ここはニューデイズのシコン諸島の入り口のような場所。

      タンゼ巡礼路と呼ばれています。

        ここは珍しい原生生物や、植物があって、

        私はよくお花を摘みにやってきてます。」

ユイ「ふむふむ、それでハルルさんはお花を摘みにここへ?」

ハルル「あ、今日はちょっと違うんです。」

ユイ「?」

ハルル「ちょっと、人探しで。」

ハルルの目がほんの少しだけ泳ぐ。

ユイ「それで、その人は見つかったんですか?」

ハルルはかぶりを振った。

ユイ「そうですか・・・・。

    あの、もしよかったらなにか手伝えませんか?

     うちの家はシコン諸島にありますし、

      せっかく助けてもらったんですから・・・・」

ハルル「え!?シコン諸島ってことは・・・・

     シコン村?!」

ハルルが急に驚いた表情を見せた。

ユイ「・・・?そうですけど・・・なにか?」

ユイも少し困惑する。

ハルル「言いにくいんだけど・・・

     つい昨日、シコン諸島で2つの島が壊滅したようなの・・」

ユイ「え!?それってまさか!!」

ユイが身体を乗り出す。

ハルル「ええ、シコン村と・・・もう一つ、なにもない島が・・」

ハルルは目線を落として言った。

ユイ「そ・・・そんな・・」

ユイは膝から崩れ落ちた。

ユイ「な、なんで?

      みんなは・・・・?

        そんな・・・信じられない・・。」

次から次へと溢れ出てくる疑問。

そして、良い方に考えたいのに。

頭は悪い方ばっかりに向いていく。

ユイ「もしかしてみんなは・・・。」

力が抜け、涙が溢れていく・・。

ハルル「・・・・あなたは、恐らくそれに巻き込まれて、

     ここまで漂流してきたんでしょうね・・」

ユイ「・・・あの、その事はニュースなったりしてるんですか?」

ハルル「ええ、もう太陽系中が驚いているわ。」

ユイ「そうですか・・・。」

ユイはまだ受け止められずにいた。

あまりにも突然すぎる。

あまりにも理不尽だ。

ユイ「うち・・・実際に行って確かめてみます。」

最初から思っていたことを、口にした。

ハルル「その気持は分かるけど、今あそこはあらゆる警察団体が

     調査に入っていて、立入り禁止になってるの。」

ユイ「でも!家族や、友達が心配で・・・。」

語尾には力がない。

ハルル「それは分かりますが・・・。そうだ。

       最初にガーディアンズが救護に入ったらしいから、

        ここの本部に行けきっと会えますよ!!」

ユイ「ほ、本当ですか?」

ハルル「ええ、きっとね。」

優しく微笑むハルルに、

ユイは少しだけ落ちつきを取り戻した。

ユイ「そうですね・・・行きましょう!」

そのとき、上空をものすごいおおきな生物が通り過ぎた。

強い風が起こる。

ユイ「いやぁぁあ!!」

ハルル「今のは!?オンマゴウグ!?

    人がつかまっていたわ!!!」

ユイ「え!今ので見抜けたんですか!?

    す、すごい・・・」

オンマゴウグより、ハルルに驚くユイ。

ハルル「もしかしたら私が探している人かも!

     ユイさん、申し訳ないんですけど、私いくね!!」

ハルルはとたんに駆け出した。

ユイ「あ!待ってください!!

   うちも行きます!!!」

ユイも慌てて後を追った。

~シコン諸島・オンマゴウグの巣~

ハルル「ふぅ・・・着いた。」

ユイ「待ってくださ~い・・・」

ユイがへとへとになって追いかけてきた。

ハルル「ユイさん!?どうして!?」

驚くハルル。

ユイ「ゼェ・・ゼェ・・・・ハルルさん早すぎ・・

    と、とにかく・・・

    助けてくれたんですから、

     手伝わせてください!!」

呼吸を整えて、しっかりハルルの目を見て言った。

ハルル「でも・・・オンマゴウグは人も食べる凶暴な奴よ、

     少しでも油断したら、殺されるわよ。」

ハルルは真剣な眼差しで言った。

ユイ「覚悟は・・・・で、できてます!!」

ユイは不覚にも噛んでしまった。

ハルル「じゃあ、先にこの先の巣に突撃して、

     敵の注意を引きつけて!

     多分この巣には手先のテンゴウグがたくさんいるから。」

ユイ「はい!・・・ハルルさんは?」

ハルル「大丈夫♪まかせて!」

そう言って優しく微笑んだ。

ユイ「じゃあ、行ってきます!」

ユイが口を真一文字に結んで、突撃した。

トンネルのような穴をくぐると、

おおきな平野に出た。

ユイ「うわ~広い!」

驚くユイ。

しかそ驚いてるヒマではなかった。

上空からたくさんのテンゴウグが襲ってきた。

ユイ「いやぁああ!!なにこのコウモリ!!??」

逃げるユイ。

しかし相手は空を飛んでおり、とても早い。

しかも、数がすごい・・・・

最初10匹かと思ったら。

もう20、30に膨れ上がってる。

ユイ「なによこれ~~!!??」

半泣きしながら必死で逃げるユイ。

しかし、一匹に追いつかれてしまい。

頭突きを食らう。

倒れるユイ。

そこにたくさんのテンゴウグで襲ってきた。

ユイは反射的に腕で顔を覆った。

少し、冷気を感じた。

なにもおこらない。

ユイ「あれ?」

腕を外すと、目の前にはおびただしい数のテンゴウグが

氷付けになっていた。

ユイ「え?これは?」

あまりの光景に驚愕するユイ。

ユイ「き、綺麗・・・」

どれも、まるで氷の彫刻のようだ。

ハルル「ごめんなさい。少し遅れちゃった。」

ハルルが一つの氷付けテンゴウグの上に座っていた。

ユイ「これは・・・ハルルさんが!?」

ハルル「ええ、ビックリした?」

ハルルはキョトンとしている。

ユイ「それはもぉ・・・・驚くにきまってます!!」

ハルル「ふふふ。

         あら、やっと大将さんが来たわね。」

ユイが、ハルルの目線を追うと、

そこには、人間の数倍にもでかいテンゴウグがいた。

ユイ「!!!!!」

ハルル「テンゴウグが人とたいして変わらない大きさですからね、

      このオンマゴウグを見て驚くのは無理もないです。」

しかし、ハルルは気味が悪いほど落ち着いてる。

オンマゴウグは手になにかを持っている。

黒い・・・・なにかだ・・・

ハルル「まず、あの人を助けなきゃ!」

そう言ってハルルはオンマゴウグへ近ずいていった。

ユイ「え!危ないですよ!!」

とめるユイ。

彼女は完全にビビっている。

ハルル「大丈夫♪」

そう言うと彼女は右手に剣、左手に杖を取り出した。

オンマゴウグが、襲い掛かってくる。

人をにぎっていない右手で殴りかかってきた。

ハルルは杖を構え、手に力を込めた。

すると、彼女の左手が蒼く光り、杖も呼応しておおきく光った。

そして彼女はおおきく杖を振った。

殴りかかったオンマゴウグの腕に向かって、

螺旋状に冷気の線が飛んでいく。

それはオンマゴウグの腕を包むと、

一瞬にして腕を氷付けにした。

そしてハルルはその腕に乗り。

そのままつたって、肩へあっという間に上った。

そして、手にもつ剣で腕を切り落とした。

オンマゴウグが悲鳴をあげる。

その声は離れているユイの鼓膜もやぶりそうな勢いだ。

ユイ「う、うわぁぁ・・」

思わずユイは両耳をふさいだ。

オンマゴウグは、のこった腕ににぎっていた人を放り投げた。

ハルル「あ!ユイさん!その人をお願い!!」

ユイ「は、はい!」

幸い近くに落ちたので、傍に駆け寄った。

黒い、キャストだ・・・

ユイ「大丈夫ですか?」

にっぱ「う、う~ん・・・」

黒いキャストは伸びていたが、無事みたいだ。

ユイ「ハルルさん!大丈夫みたいです!」

ハルル「良かった・・・・

     じゃあこの子にはおしおきをしなきゃね♪」

ハルル剣を左手に持ち替えた。

手に力を込める。

ハルル「ちょっとだけ・・・本気でいきます・・・・」

また手が蒼く光る。

剣の刀身から巨大な冷気の線が出てくる。

それは、剣を包むと巨大な氷の剣に変えた。

全長、ざっと10mは超えている。

そして、まるでダイヤモンドのように美しく、輝いている。

オンマゴウグがそれを見て、少したじろぐ。

その隙をハルルは見逃さなかった。

ハルル「それっ!」

縦に、煌く軌道を残しながら、氷剣がオンマゴウグを

一刀のもとに切り伏せた。

ハルル「ふぅ。」

ハルルが力を緩めると。

氷が一瞬の内消え、

普通の剣に戻った。

ユイ「すごい!!さっきからどうやってあの綺麗な氷だしてたんですか!?」

ユイが目を輝かせて迫る。

ハルル「それは・・・ちょっと、言えないの、ごめんね。」

その時、ユイはハルルの左手に目がいった。

左手には手袋がはめられていて。

なにか、円いものが浮かんでいる。

ハルル「?どうしたの?」

ユイ「あ、いえ、何でもないです!!」

ハルル「そうだ!捕まってた人は!?」

ユイ「あ、まだのびてます。」

ユイは後ろにいる黒いキャストを目で指して言った。

ハルル「・・・・私が探していた人とは違うみたい。」

ハルルが少し落ち込んで言った。

ユイ「ハルルさんは・・・一体誰を?」

ハルル「一週間前、その人は突然私たちの前から姿を消したの・・・

      それで、何人かでさがしているんだけど・・・」

ユイ「・・・見つからないんですか・・・」

ハルル「とにかく、この人を病院にとどけましょう。」

ハルルは黒キャストを見て言った。

ユイ「そうですね。うちもガーディアンズ本部にいきたいし。」

ハルル「では、本島に行きましょう。」

ユイ「はい!」

ユイが黒キャストをひきずって巣を出ていく。

ハルルはそれを見ると、

通信端末をだした。

ハルル「こちら、ハルル。

     タンゼ巡礼路、オンマゴウグの巣も行きましたが、

       彼女はいませんでした。」

オルガ「やっぱりね。

     じゃあ、あたしは場所を変えてレリクスに行くよ。」

ハルル「ええ、任せたわ。」

オルガ「あんたはどうするの?」

ハルル「・・・・考え中よ。」

オルガ「りょ~かいっ

      じゃあまたねっ!」

ハルル「ええ、また。」

通信が途切れる。

沈みゆく太陽を見つめる彼女の目は、

どこか不安が影っていた。

~惑星モトゥブ・酒場??~

少し薄暗い店内。

奥のテーブルで2人の女性が話し合っていた。

レイズ「最近ニューデイズが荒れているみたいね。」

うた「ここのワッフルまずい~。」

レイズ「そう?肉味のワッフルって結構好きよ?」

うた「うげぇぇぇぇぇ・・・。うちはいやだ・・。」

レイズ「それより船はまだ直らないの?」

うた「もうすぐかな?」

レイズ「うちら海賊にとっては、船は命だからね~。

    それが無いとヒマだよ。」

と言って酒を口に含む。

うた「船が直ったら、ニューデイズでも行って一暴れしよっか?」

レイズ「うん、早く暴れたいよ~。」

そのすぐ後ろのテーブル。

1人のキャストがその話を聞いていた。

ラピス「・・・・・」

次回・「巡りあう者たち」~screenⅥ・守護者~

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コメント

盛り上がってきたねぇ
今回はユイさんとハルルさんが活躍しましたねぇ
ギンさんの活躍は今回もなし・・・
主人公なのにねぇ
いつか活躍することを楽しみにしてるよ^^


投稿: グラディエーター | 2007年2月10日 (土) 15時59分

今回はユイさんとハルルさんがメインですねぇ
そして、主人公がいつものように活躍していな・・・・

まあ、一応ギンさんの活躍楽しみにしてるよw

投稿: グラディエーター | 2007年2月10日 (土) 16時00分

しくった;
変なことしたら、二つ書き込んでしまった・・・
二つ目のやつ無視しておkよ

投稿: グラディエーター | 2007年2月10日 (土) 16時05分

あっ・・・
かんじゃった><
おもしろかったですよぉ~
やっぱりうちはハリセンなんですねぇ♪
うちのへっぽこぶりは相変わらずで
ギンちゃんの便器による便器のための戦いはいつになるのかなぁ・・・

投稿: ユイ | 2007年2月10日 (土) 16時49分

>グラちん(まとめて)
3回もありがとうww(゜∀゜)
ユイさんが放置状態だったんで、今回はユイさんを中心に書きました(・▽・)

あw僕の事はもうスルーしてくださいww(´Д`;)
主人公は、一応あの三人なんでww

投稿: ギンジロー | 2007年2月10日 (土) 21時04分

>ユイさん
かませちゃってサーーーーーーーーセンww

へっぽこではなく、ハルルが強すぎなだけですww(・▽・)

ハリセンは前から入れておきたかったので、丁度よくいれることができましたw(´ー`)y-~

便器をこの話に組み込むには、サブ・ストーリー的な感じになりそうですね~(゜へ゜)

ま、多分入れないけどww( ̄▽ ̄)

投稿: ギンジロー | 2007年2月10日 (土) 21時19分

ハルルさん強Σ('□'*)

そしてウチは海賊役なんですね…
ばっちりはまってますΣd(・∀・)

投稿: | 2007年2月11日 (日) 02時27分

あの・・すごくいいね!!ハルルさんの戦闘の場面すごく好きだよ!!w感動した!!

登場人物出しすぎ!1おkww

投稿: ジロー | 2007年2月11日 (日) 11時09分

>唄さん
確かにちょっと強すぎだぁ~!!(ぇw(´Д`;)
まぁ、この強さには見ての通り、秘密があるんでww

海賊役っつーのは、いつだかうたさんが肉汁にいたのを思い出して、なんとなくそれにしてみましたww

はまってるみたいでうれしいです!(・▽・)b

投稿: ギンジロー | 2007年2月11日 (日) 12時09分

>ジロにぃ
褒めてくれてありがとうございます!ヽ(´∀`*)ノ

このハルルさんの戦闘は「氷」で、最後にでてきた氷の剣の10mはやりすぎましたww

感動ってなんかうれしいじゃない!∑(゜∀゜)

登場人物はねwwもう全部だすよww

投稿: ギンジロー | 2007年2月11日 (日) 12時12分

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