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「巡りあう者たち」~screenⅢ・鍵~

~シコン諸島・シコン村~

灼熱の炎に包まれ、炎上する村。

炎の勢いは止まることを知らない。

本島からフローダーで駆けつけた2人のガーディアンズも、

この風景には圧倒されていた。

るん「うは~・・・・・す、すごい・・・・

      村が島ごと燃えているなんて・・・。」

少女、るんは口をあんぐり開けたまま驚いている。

すす「しかし、この大変な事態に駆けつけたのは俺達だけなのか!?」

彼、すすも同様に驚いている。

るん「島にいる人達は、みんな非難できたのかな?」

すす「分からないな・・・しかし、ここは幾つかの小島で

     形成されている場所だから、きっと島の方達は

     どこかに非難している・・・といいんだが。」

るん「とりあえず、あたしらで救出に向かおっか。」

すす「あのさ、あいつらはなにしてるの??

   さっきから連絡がつかないんだが・・・。」

るん「う~ん・・・買い物かなww洋服の!」

すす「なんてタイムリーな!!・・・いやいや悠長なことを・・・」

るん「とにかく、島の人達をさがそう!!」

すす「OK!じゃあおれは北東に行く!!」

るん「じゃあ、あたしは南東へ!」

彼らは二手に分かれ、走り去っていった。

その少し後・・・・

島の炎の中から3体のキャストが現われた。

彼らは島の断崖に立った。

???「ふん、ここの用心棒もたいした事なかったな。」

黒いキャストが2体、そして白が1体。

???「我らの火力にかかれば・・・

     どんなものも灰になる運命さ・・・。

     にしてもグラよ、お前はなぜSUVを使わなかった?」

???「もしかして、恐かったのかww?」

2体の黒いキャストは、白のキャストに向かって言った。

グラ「いえいえ、先輩達で十分だと思いましたから。」

???「そうか、しかしサビらない程度にしとけよなww」

グラ「はい、分かりました。」

???「それよりよぉ、肝心の鍵がみつからないな。」

???「UDON・・・その事だが、どうやら先客がいたらしいぞ。」

???は冷笑しながら、あごで遠くの離れ島の上空を指した。

UDON「ん?・・・・・おお!!」

グラ「な、なんだありゃあ??」

彼らが見たのは、

天に向かって輝くエメラルドグリーンの光だった。

そして、そのすぐ近くにある紅の光も。

しかし、彼らは気付いていなかった。

彼らが立つ海岸の断崖の下、

そこで、クロが息を潜めて彼らの話を盗み聞きしていた事を。

~シコン諸島・???島~

ギンは今しがた上空にいる男?・・に目が釘ずけになっていた。

ギン「誰だ・・・? 

 

     一体なにしてるんだ!?」

しかし、何の返事もない。

ギン「おい!!聞いてるのかよ!?

   人を2度も襲撃しておいて・・・・

    一体なんのつもりだ!?」

ジロー「・・・・・・・・2回だと?」

ギン「そうだ!!

     おれがユイとクロと一緒にいる時にも、

     いきなり上から熱い一撃をおみまいしてくれたじゃねーか!」

ジロー「知らないな。

      おれはたった今おまえらに奇襲しただけで、

       2回もやっちゃいないぜ?」

上空にいる男、ジローはハッキリと言い捨てた。

ギン「な、なんだって・・??

    じゃあ、じゃああれは・・・一体?」

困惑するギンジロー。

気付くと、ジローは後ろの小屋に着地していた。

ギン「あ!!いつのまに!?」

驚く彼を尻目に、ジロー手の平を燃え上がる小屋に向けた。 

すると、炎が彼の手の平に吸い込まれていき、

たちまち炎は消えていった。

ギン「!!??え?・・・・・・・ええ??」

ギンはただ驚くことしかできない。

ジローの手にはバンテージ(包帯のような物)がグルグル巻きにされ、

なにかが固定されている。

彼はその手で地面に軽く触れた。

そこは、エメラルドグリーンの光の光源だった。

ジロー「地下室か・・・けっ・・・・やっかいだな。」

彼はそう呟いて立ちあがると、

背中にさしてあった剣を引き抜いた。

ざっと2mはある、赤色の剣だ。

ジロー「お前ら・・・さっさと逃げた方ががいいよ。」

ギン「・・・・・・・え?」

ジロー「半径10m以内にいたら・・・・・・・・

     命の保証はできないぜ!!!!!」

ギンが喋る間もなく、ジローは高く飛翔した。

そして剣を下に向け、一気に急降下した!

その刹那、危険感じたギンはてぃらみすを引きずって

走りだした!

そして、地面に剣が触れた瞬間、

ものすごい地震、

深い地割れがおこった!

ギンとてぃらみすの足場はなす術もなく崩れ、

彼らは落ちていった。

ジローと共に。

~3分前

  シコン諸島・海面~

るなとすすは、海で泳いでいた人、溺れていた人を

計30人以上は助け、近くの小島へ届けていた。

フローダーを飛ばして、まだ助けてない人を探す彼ら。

すす「くそ!まだ30人ちょいか・・・・

    まだ人はいっぱいいるはずだ!

    しかしこの小さいフローダーじゃあ・・・    

         援軍はまだなのか・・・?」

その時、首に下げてる端末から、るんの通信が入った。

るん「すす!すす!聞こえる!!??」

すす「ああ、聞こえてるよ!どうした!?」

るん「今こっちで原生生物が急に襲ってきたの!!」

すす「なんだって!?大丈夫か!?」

るん「なんとか・・・でも後ろにいっぱい追っ手がいるんだよね・・・

   だから、すすも気を付けてね!!」

すす「なに!?よ、よし!おれもすぐに・・」

るん「!?だめ!!ただでさえ、今は2人しかいないのに・・・・

    こいつらはあたしがなんとかするから、

     すすは救出の方をお願いね♪」

すす「そんなこといったって!!・・・もしも・・・」

るん「いいから。あたしだってガーディアンズなんだから、

      大丈夫、心配しな・・・・」

突如雑音が入る。

すす「おい、るん!!るん!!」

しかし、かえってるのは無機質な機械音・・・・。

すす「くそ!!・・・・・・・・るん・・・・・

     しかしなぜだ? 

     ここの原生生物はみなおとなしいと聞いていたが。」

彼が、困惑と恐怖の淵をさ迷っている時に。

突如おおきな地響きが起こり。

高波が発生した!!

すす「な・・・・・・・なんだこの衝撃は!!??」

彼は慌ててバランスをとった。

すす「これは・・・・あの変な光がでてる島からか??」

彼がその島に目をやると、その島はガレキの山になっていた。

光は、以前として輝いている。

すす「一体あそこでなにが・・・・・?」

困惑するすす。

そして彼のはるか上空には、1人の魔道士がいた。

彼は右手に杖を持ち、事の進みをニヤニヤしながら見ていた。

~シコン諸島・???島の小屋の地下~

地下の地面に落ちたギンとてぃらみす。

そこは床や壁が全て灰色の石でできており。

これといってなにもない、だだっ広い空間だった。

まるで大きい牢屋のような場所・・・・。

真ん中になにか台があり、そこであの

エメラルドグリーンの光が、一際強く輝いていた。

そして落ちたショックで、てぃらみすは目を覚ました。

てぃら「・・・・・んん・・・・・!!ここは!!

      ・・・・・・・・・あれ?どうしてここにいるんだ!?」

起きて辺りを見た彼女は、急に慌て始めた。

ギン「あ!!気ずいたんですね!!良かった!!

    さっきは・・・本当にありがとうございました・・・

     あの・・・もし、あなたが助けてくれなかったら・・・・・・・・

     おれは間違いなく死んでました。」

てぃら「いやいや、お互いさまだおぉ。

    あそこで突き飛ばさなきゃ、

    あんたにヒットしてあたしまで

        まきこまれちまう所だったよww」

微笑し合う2人、そこに・・・

ジロー「お目覚めのところ悪いが・・・。」

ジローが台の前から言った。

ジロー「この鍵・・・あとは盗るだけなんだが・・・

     この結界はどうはずせばいい?」

彼は台の上にのってる・・・円盤?の様なものを囲む、

半透明のベールを指して言った。

ジロー「この結界・・・、見た感じすごそうでもないが、

    あいにく俺はこいうのは苦手なんでね、

     はずしてくれないか?」

てぃらみす「何言ってるの・・・

        そんなのあたしが知ってると思ってるの?」

ジロー「なんだって?」

驚くジローに、てぃらみすがとぼけて言った。

てぃら「あのね、大体あたしはこんな所に地下室なんてあったことも

     知らなかったのよ~。いや~びっくりびっくり♪」

ジロー「お前・・・あまりとぼけない方が身の為だぞ・・。」

てぃら「へぇ、一体なんでさ?」

ジロー「これが最後だ、結界の解き方をおしえろ。」

ジローは背中の剣に手をかけていった。

その時、上空から1人の男が降ってきた。

彼はジローとギン、てぃらみすの間に降り立つと、

いきなり剣を片手にジローに斬り込んだ。

ジロー「な!!」

彼は後ろへ飛びのき、よけた。

そして背中の剣を引き抜くやいなや男に斬りかかった。

男もそれを剣で受け止めた。

ジロー「おまえは・・・?」

ノゾム「ただのしがない村長ですよ。」

ギン「ノゾムさん!?」

てぃら「あんたは!?」

ジロー「とりあえず・・・・・

      邪魔するんなら遠慮なくいかせてもらうぜ!」

ノゾム「そうしろ!」

押し合っていた2人の剣が離れて、まずノゾムが上へ飛んだ。

ついでジローも後を追う。

彼らはフォトンで足場を作りながら地上へ踊り出た。

ギン「・・・・・・・・いっちゃったよ。」

てぃら「今のうち鍵を!!」

てぃらみすは鍵のところに行くと、それを覆うベールに触れた。

ギン「え?開けられるの?」

てぃら「あったりまえじゃん。これはあたしがやったんだから!」

ギン「え?そうなの?てか鍵ってなに?

      しかもノゾムさんの事も知っているの?

          大体あのギローって人は・・・」

てぃら「ジローねww

      色々聞きたいだろうけど後にしてね!」

そう言うと彼女はベールを解除して、中にある円盤みたいな

物を取り出した。

手の平サイズで、淡い緑色で表面になにかが描かれている。

てぃら「よし。じゃあ東の海岸にあたしのフローダーがあるから、

      そこに行くよ!!ついてきて!!」

ギン「え?あ、はい!」

高く飛翔して地上に出るてぃらみすを、

ギンは所々に飛び出た石に足をかけながら、

登っていった。

その頃、彼らがいる島にグラ、UDONと黒キャストが、

各々フローダーに乗って向かっていた。

そして彼らの上空には、ニヤニヤ笑いをした1人の魔導師が

手に杖を持ち、詠唱をしようとしていた。

次回・「巡りあう者たち」~screenⅣ・交戦~

     

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コメント

ふむふむ
次回も楽しみにまってます♪
今回はなかなかまじめな内容でしたねぇ~
これはこれでいいかも♪

投稿: ユイ | 2007年2月 4日 (日) 00時09分

シリアスな場面に来たけど・・・
ギンちゃんの活躍なし?
頑張れ、主人公(* ̄∇ ̄*)
次も楽しみにしてるよ~

投稿: Lapis=Lazuli(メイファ) | 2007年2月 4日 (日) 03時06分

(*・Д・)ムホムホ

いいねぇー!ww  今回は鍵の争奪戦の中にちょっとした別の話題も含まれてるなw

てーか ニヤニヤしてるは誰だこのやろう!!
ぼ、ぼ、ぼかぁ~(*´∀`)ハァハァハァw

続きもグッジョブに!!!w


投稿: イースレイ | 2007年2月 4日 (日) 13時03分

>ユイさん
おお~楽しみにしてるですと!?∑(゜▽゜)
べ、別に嬉しいんだから!!(*´∀`)

そう、今回は緊迫感をだしたかったんでね~(・◇・)
でたかな?(゜へ゜)

おkもらえましたww
アザーーーーーーーーーースwwm(__)m

投稿: ギンジロー | 2007年2月 4日 (日) 13時45分

>ラピス帝王さん
シリアスってこういうもんなのか?(・◇・)

てか、うるへww
まだぼくは発展途上なんだー!!ヽ(`Д´)ノ

楽しみ!?∑(゜∀゜)
ありがざ~~~すm(__)m

投稿: ギンジロー | 2007年2月 4日 (日) 13時47分

>イ~さん
おぉ!褒めてくもらえて光栄です!!(・∀・)
ありがァザ~~~~スッ!!!m(__)m

別の話題、もうやりまくりますよww(・Д・)
でもその分時間かかるのは仕様なんだなww(´▽`)

ニヤニヤしてるのは~、、、言うまでもないでしょうwwww(・∀・)ニヤニヤ

続きもガンバリまっする!(゜Д゜)m9

投稿: ギンジロー | 2007年2月 4日 (日) 13時51分

おおお!すごく絡み合ってるね!w

こんなの書けるなんてすごいなwいや、見直し‥‥‥そうになったよ(・∀・)

出演させてくれてあざーっす!!w

次回もがんばw

投稿: ジロー | 2007年2月 4日 (日) 19時10分

>ジロにぃ
いあ~もうこんがらがっちゃって、これ以上からませたら訳分からなくなりそうww(・∀・)

おお!褒めてくれてアザーーーーーース!m(__)m
んなw!そうになったのかよw!?
結局は見直してないんだなwwおkww(゜Д゜)b

ジロにぃのパわー吸ってがんばります!( ̄∀ ̄)b

投稿: ギンジロー | 2007年2月 4日 (日) 21時03分

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