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「巡りあう者たち」~screenⅣ・交戦~

~シコン諸島・海面~

ざっと10体はこえる原生生物を相手に、

るんは苦戦を強いられていた。

何せ相手はサメ型の原生生物で、泳ぐスピードはハンパじゃない。

それに対してるんはフローダーに乗ったままなので、

満足に武器も使えない。

るんは相手の攻撃を避けながら、

どこかの小島に上陸しようと右往左往していた。

るん「くっ・・・!!こんな雑魚陸上なら一発なのに・・・

    とにかく、どこかに島はないのかな・・?」

その時彼女は、1km程離れた場所に紅の閃光を見た。

るん「あそこになにかあるのかな・・・・よし!

     行ってみよう!!」

その時

海面からサメが飛び出て、キバを剥き出しで噛み付いてきた。

るんは、片手にダガーを持って防いだ。

るん「く・・・・・・・それっ!」

ひるまずに、そのままサメを弾き飛ばした。

さらにるんは剣に持ち替え、それを片手で敵に向かって投げた。

風が強かったが、

見事命中し、耳をつんざくような悲鳴があがる。

そして真っ赤な血と共にサメは沈んでいった。

それに恐れをなしたのか、

サメ達の群れはるんから少し距離をとった。

そこを彼女は見逃さず、

一気にアクセルを全開にしてサメ達を振り切った。

るん「よし!」

彼女は軽くガッツポーズをすると、

そのまま光がでてる島へ向かった。

そしてそれと同じ頃、グラ、UDON、黒キャストも

同じくサメたちに襲われていた。

彼らは三角形を描いた陣形で走っていた。

グラ「ちょっとこいつら一体なんなんだ!?

    フローダーのエンジン部に噛み付いてきやがる!!」

グラはしつこく追ってくるサメ達に悪態をついていた。

UDON「原生生物か!?

    しかしデータによると、ここ10年島民が

     原生生物に襲われたという事件はない!」

UDONもサメに苦戦しながら言った。

???「いいか。

     ただの原生生物がこんな統制された動きを

     すると思うのか?」

グラ「え?・・・・というと?」

グラが困惑した顔で言った。

???「決まっている。この原生生物は

     原生生物だが、

      原生生物ではない。」

UDON「え?え?え?

    もうちょっと分かりやすく言ってくれないか。」

UDONも困惑している。

???「こいつらはSEEDに感染している。」

グラ「なんだって!?」

UDON「そんなバカな!!!

      ここ一帯のSEEDの浄化はもうとう昔に終わっているし、

      それにデータにも、SEEDの発見報告はない!!」

2人の困惑は増していく。

???「答えは簡単だ。

     だれかがこいつらをSEEDに感染させ、

      それを操っている!!!!」

グラ「・・・・・・な・・・なんでそんな事を?」

???「それは俺のしったこっちゃない。

      しかし事は急を要するようだ。

      こちらの想像以上に、

        奴らは力を持っている!!

      そして、今も力をつけようとしている!!」

UDON「あれか・・・」

彼らが目指す島は、もう岸が見えるとこまで来ていた、

そこで光る紅の閃光。

???「いや、俺がいってるのはさっきの

     緑の光だが・・・・消えているな・・・。」

グラ「あ!たしかに光は二つありましたね!!」

UDON「あのさ、こいつらはどうする・・・おわぁ!!!」

UDONはサメに飛びつかれたが、なんとかバランスを立て直した。

???「まだそんな奴に苦戦してたのか・・・

      よし、グラ、奴らを引きつけて一直線に並べろ!

     そして俺の合図と同時に左へ90°急旋回しろ!!」

グラ「え?あ・・・はい!!」

グラは1人三人の三角形の陣形からぬけ、

サメをひきつけにかかった。

黒キャストはサメの群れに向かって呟いた。

???「ククク・・・・貴様らの死へのカウントダウンだ・・」

グラはサメの群れに拳銃を連射して、けん制しながら走った。

そして徐々に彼にサメの付いてくる・・・。

???「よし・・・・いくぞ!!!!」

グラ「サーーーイエッサー!!!」

???「タイムアウト!!フィニッシュ!!」

グラは左へ急旋回すると共に、

黒キャストの斧が海面を叩き切った!

海面が二つに割れ、海が大きく揺らぐ。

一直線に炸裂した斬撃に、サメ達は抵抗もできず、

空中に斬り飛ばされ、そのまま力なく沈んでいった。

???「ククク・・・・」

不適に笑う彼、

そして、もう島は目の前までに来ていた。

~シコン諸島・???島~

ギンとてぃらみすは東の海岸につこうとしていた。

ギン「はぁ・・・・はぁ・・・・・あ!!あれですか!?」

ギンは小さな岩山とロープでつながったフローダーを指さして言った。

てぃら「うん。そうだよ。」

ギン「へぇ~、初めて見ました!

   なんか、水上バイクって感じですね?」

てぃら「そんなもんだね。

     さぁ、後ろに乗ってあたしにつかまって!」

彼女はフローダーをとめてるロープを手早く外した。

ギン「はい!

    ・・・・・なにか来ますね?」

ギンは目の前の海上を見ていった。

てぃら「なんだって!?

    あ!!本当だ!!

  

    あれは・・・・フローダー?」

ギン「それも1機じゃない。

   3機・・・・いや4機来る!!」

そのフローダーは3機と1機に分かれており、

さきに1機の方がこちらへ着いた。

るん「ふ~・・・。

    あっ!!大丈夫ですか!?

    助けにきましたよ!!」

少女はこちらを見ると、少し慌てて言った。

てぃら「あの~・・・・。

      あなたは誰ですか??」

るん「あっ!すいません!!

   あたしはガーディアンズで、るんと言います!」

彼女はポケットからIDを出して言った。

ギン「おお~!!ガーディアンズだ!!!

   しかも本物!?生!?すげ~!!!」

ギンがIDを見て驚いている。

るん「えへへ、でもまだ成り立てですけど。」

るんは少し照れながら言った。

てぃら「じゃあさ、あいつらもあんたの仲間?」

てぃらみすは、もうフローダーから降りて、

こちらにやってくる3体のキャストを指して言った。

るん「え?さあ?私は知りませんが??

   援軍かな?」

るんが不思議そうにしている。

???「お取り込みのところ悪いが、

     時間がないので簡潔に言う。

      鍵について知ってる事があれば話してくれ。

     そしてもしあなたがさっきの緑の光の持ち主であれば、

      それを速やかにこちらに渡して欲しい。」

黒キャストはこちらをまっすぐ見据え、話してきた。

ギンはその鋭い目線に身震いした。

その目に、ものすごい力がこもっていたからだ。

感じた、強い意志を。

てぃら「さ、さぁ?なにそれ?

     大体鍵ってなによ?」

UDON「もしなにか隠してるのなら、

    今の内に言った方がいいぞ。」

てぃら「だから!!!!何も隠してないって!!」

るん「それに、あなた達はだれ?

    ガーディアンズではないよね?」

UDON「けっ、おれらをあんな3流の警察もどきと一緒にするんじゃねぇ!」

UDONが1歩つめよって言った。

るん「なんだとぉ!?それじゃあんた達はなんだって言うのよ!?」

るんも負けじと語気を強めて言った。

UDON「へっ。聞いて驚けよ!

    おれたちは・・・・」

???「UDON!!!!」

UDON「な!!??

   なんだよ雅桜!!!」

雅桜「余計なことを言うな!!!!

   我らの存在を明るみ出してはいけないと、

    総帥からいわているはずだ。」

UDON「ぐっ・・・・!!!

      分かったよ。」

UDONは一気にしぼんでいった。

雅桜「それでいい。

    グラ、サーチは済んだか?」

グラ「はい。1分27秒前に終わっています」

グラといわれた白のキャストが微笑を浮かべて言った。

グラ「強力なエネルギー反応を、その白の女性キャストの

    ナノトランサーから感知しました。」

雅桜「ククク・・・・やはりな。」

てぃら「な!!ナノトランサーに入れたものを感知しただと!?」

てぃらみすは困惑の顔で言った。

グラ「僕のこのスコープは、サーチした相手のあらゆるデータ

    を読み取ります。たとえそれがナノトランサーで

    別空間にあろうともね。」

てぃら「あんたら・・・ほんとに一体・・・?」

雅桜「悪いが、我らの正義の名の元に鍵は頂く!!!」

雅桜は巨大な斧を取り出した。

てぃらみすはその一瞬まえに銃をだして発砲した!

が、雅桜の身体に当たって、落ちた・・・。

雅桜「なんだいまのは?

      ハエがぶつかったようだが?」

てぃら「そんな・・・ばかな・・・」

驚愕するてぃらみす。

るん「それっ!」

るんがヤリをだして雅桜に突きたてた!

しかし、ヤリの刃は貫通せず、

雅桜の身体の当たった瞬間砕けた。

るん「ええ!!あたしのヤリが効かない!?」

るんも困惑する。

雅桜「双魔をなめるな!!

   ククク・・・・貴様らの死へのカウントダウンだ・・。」

雅桜が斧を振り上げ、力をこめた。

その時、

彼らがいる島事体が

なんの前触れも無く。

大爆発を起こした。

~その少し前

 シコン諸島・???島・中央~

ノゾムとジローは島の中央にできた大きなクレーター、

つまり、地下室の周りで戦っていた。

ジロー「けっ。動きが鈍くなってきたぞ!!」

ジローは容赦なくノゾムに斬るかかる。

その激しい攻撃に、ノゾムは防戦一方だった。

ノゾム「くそ!」

ノゾムは、このままでは体力で負けると感じた。

ノゾム(なにかしかけなければ!!)

彼はそう心で決め、剣を足元に下げて構えた。

ジロー「ん?どうした?

     あきらめたのか?」

ノゾム「・・・・・・・」

ジロー「・・・・・・・ペッ。

    そんじゃあ遠慮なくいかせてもらうぜ!」

ジローが一気にノゾムとの距離を詰め、

上から剣を振り下ろした!

ノゾム「今だ!」

ノゾムは瞬間、左に回転して避けた。

そしてそのまま360度回り、

突っ込んできたジローを、右手の剣で斬った!

ノゾム「やった!」

しかし、彼の斬撃はジローの右手で止められていた。

ノゾム「な!!素手で!!??」

驚くノゾムに、ジローはしっかりと剣をつかんだまま言った。

ジロー「いいや、素手じゃねえんだ・・・。」

ジローの右手はさっきから紅の光がででいた、

ノゾムはそれを察した。

ノゾム「もしや・・・その右手には・・・。」

ジロー「やっと気付いたか?

    そう、鍵さ!!!!!」

ジローは右手に力を込めた。

握っていたノゾムの剣は、紅の炎と共に砕けた。

ノゾム「そ・・・そんな」

ジロー「おわりだ。」

ジローは剣をノゾムの喉元に突きつけた。

ノゾム「・・・・・・しょういがない。

     これだけは使いたくなかったが・・・。」

ノゾムはそういうと、ライターぐらいの大きさのスイッチをだした。

ジロー「ん?なんだそれは?」

ノゾム「この島には、ありとあらゆるところに大型の爆弾が

    しかけられている。

   このスイッチを押せば大爆発が起こる。」

ノゾムは真剣なまなざしでジローをとらえて言った。

ジロー「けっ、なんだ?はったりか?」

ノゾム「残念ながら、はったりではない。

    このスイッチをおせば、

    お前と共にこの島は沈む。」

ジロー「けっ。大体そんなことしたら、お前まで吹っ飛ぶぞ。」

ジローが微笑して言った。

ノゾム「どっちにしろ、あんたは俺を生かさないだろう・・。

    元々このスイッチは、鍵を狙う者がきたときの最終手段

    として古くからあったんだ。

     鍵と共に、そいつを沈めるとめにね!!」

ノゾムがスイッチにかけた親指に力を込めた。

ジロー「!?  やめろ!!!!」

ノゾム「終わりだ。」

スイッチが押される。

西の海岸から爆発は始まり、

そこからどんどん誘爆していった!

炎に包まれていく島。

ジロー「くそ!!」

炎の中、足場を失ったジローが焦っている所に、

彼の周りを水の泡が包んだ。

そのまま上にあがっていく。

???「まったくジローの奴・・・手間かけやがって。

     結局鍵は手に入らなかったか。」

1人の魔道師がジローを包んだ泡を上へ浮かせていた。

???「しょうがないわね。

    パルムにいる???さんや

    モトゥブにいる???に期待しましょう。」

???「そうだな、それより水の泡、ありがとな。

      ぼくは浮かすのはできても、

     あれをつくるにはできないからな~。」

???「それは、この鍵があるからね♪」

???「そうだな。」

1人の魔道師、1人のキャストが上空で闇竜に乗って、

下の様子をうかがっていた。

~惑星ニューデイズ

    シコン諸島・タンゼ巡礼路・海岸~

ユイは岸に流れついていた。

そして、1人の女性が彼女の目覚めを待っていた。

次回・「巡りあう者たち」~screenⅤ・氷の女王~

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コメント

次回はうちの出番だ!
きっと・・・

投稿: ユイ | 2007年2月 4日 (日) 22時56分

>ユイさん
うふぃww
色々手直ししてるところに早速コメとはww
アザーーーーーーーーーーーーーーースwwm(__)m

次はユイさんピックアップですね!(・∀・)
・・・・・ぁ・・・言っちゃった(゜Д゜;)

投稿: ギンジロー | 2007年2月 4日 (日) 23時00分

ようやく見たぉ。
なかなかナイスでつ。

話数が進むにつれて、勢いついてるんですねぃ。
文字数も合わせて増えてるから、冒頭(あらすじ)はそのままに本文折り返すとかすると、私にやさすぃページに(つД`)

投稿: てぃらみす(長月) | 2007年2月 5日 (月) 11時53分

早いなぁ 書くの
2日くらい顔出さないのにもう二つできてるんだぁ

ついに出たか この俺がw
まあまあな役で感謝(^^

ギンさん活躍しないねぇ(--;
このままだと、「ヘタレキャラ」になっちゃうよ?w

投稿: グラディエーター | 2007年2月 5日 (月) 13時30分

>てぃらみす(長月)さん
アザーーーーーーーーーーーーーースww(゜`∀´゜)

ちょっと勢いつけすぎですねw(^^;
え、え~と本文折り返すって?(゜▽゜;)

投稿: ギンジロー | 2007年2月 5日 (月) 15時54分

>グラちん
ちょっと慌てちゃいましたからな~(・Д・)

もち、でたよww
おお!満足かwwおkww(゜∀゜)b


うるへww
ぼくはまだこれからだーーwwヽ(`Д´)ノ

投稿: ギンジロー | 2007年2月 5日 (月) 15時56分

次はウチの出番だ!ヾ(`口´)ノ

これ呼んでたらギンタ逃げてばっかりでヘタレだぁ・゚・(ノд<)・゚・

投稿: | 2007年2月 6日 (火) 04時55分

>唄しゃん
あwちょとww勝手に決めないでwって、ま、いいや♪(・∀・)(いいのか!?w

うるへwwみんなへタレヘタラって・・・
キレイな蝶になるためには、醜い芋虫を経験しなくちゃいけないのと同じだ!!ヽ(`Д´)ノ

I will be a 神!!(゜Д゜)b

投稿: ギンジロー | 2007年2月 6日 (火) 21時56分

携帯で見れない仕様になったのか!?w

PCを起動させましたよ。

いろいろ展開しててすごいな!!ww

しかしギンジはいまだにへたr・・。

出演させてくれてサンクスw

投稿: ジロー | 2007年2月 8日 (木) 16時06分

>ジロにぃ
なんか携帯で見れなくなってますねww(・∀・)
原因は只今コ〇ンくんが究明してます!(□∀□)キラーン!

あ~色々展開させすぎましたww(゜▽゜;)
ちょっとあばぁいですww(つД`)

うっへww
みんな揃ってへたr・・って・・・
次回こそはついに僕が活躍だ!(`・Д・´)
ユイ(⌒▽⌒)次回はうちでしょ?
(´Д`;)あ、サーーーーセンww
ジロにぃ(・ω・)俺は!!??
(´▽`)あ、しばらくお休みね♪
(・ω・)イヤァァァァァァァァ!!!!!

投稿: ギンジロー | 2007年2月 8日 (木) 16時44分

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